先日、薬剤師国家試験に向けての受験勉強ではどんな教材
を使うべきなのか?
をテーマにして ↓ の3記事を書きました。
お陰さまで「分かり易くて参考になった」というご感想を
多く、読者の方達から頂けています。
意見や感想等を下さった皆さんにはとても感謝しています。
ご連絡を頂けまして、有り難うございました。
- 薬剤師国家試験の受験勉強で鉄板なオススメの教材はどれを使うべきか?
- 薬剤師国家試験の受験対策で過去問題集と模擬試験はどこのが良いのか?
- 薬剤師国家試験の受験勉強で模試の業者の選び方や評価レビューと注意点
実はこれらの記事を書く為に色々とリサーチ作業をしてい
た時に、過去に薬学生であった先輩達が
国試用の教材についてどんな意見や感想等をもっていたの
か?を広く調べる機会がありました。
主に「こういう点を、こう改善してほしい」という趣旨の
見解だったりしましたが、
それらを読者の皆さんへ記事にしてお伝えすることで、も
しかしたら教材の使い方等の面で、
より受験勉強の学習効率を上げていけるお手伝いができる
かもしれないと、当サイトの編集部では考えました。
そこでこの記事では、要は、
薬剤師国家試験用の教材あるある
なポイントを整理してまとめておきますので、皆さん各位
でご参考にされて、日常の勉強で活かしてほしいです。
目次
元薬学生だった先輩達が国試用の教材について指摘していた5つの要望
過去に薬剤師国家試験に合格してきた多くの先輩達の意見
を整理してみると、
「薬剤師国家試験用の教材は、こんな風になっていてほし
い、こうだとより使い易い!」
という5つのポイントが浮かび上がってきました。以下で
順に1つずつご紹介して、考察を加えていきます。
薬剤師国家試験の対策用の参考書は索引の語句数が少な過ぎる件
これはとても多くの先輩達が指摘していた点でした。例え
ば、国家試験用の参考書で
医薬品や治療方法等について調べようとしても、10個くら
いを同時に調べたかったのに1個しか
載っていなかったから結局、教科書等に戻って関連性があ
りそうなページを1ページずつ探していって、
それであまりにも検索スピードの面で時間効率が悪過ぎた
ので、最後には参考書は
どこの会社のもあまり使わなくなっていった… orz という
意見が非常に多かったです。
元薬学生の方達が抱いていた需要について詳しくリサーチ
していた中で、参考書等の読者さんが求めていた本音は
「国試の勉強をしていて時間効率はもの凄く大切な観点な
ので、薬理学についての参考書だったら、
過去10年分くらいの国家試験で出題された薬剤や治療方法
等については全て、索引に収録しておいてほしい」
という内容だと分かりました。↓ の記事で説明しておきま
したが、当サイト「やくがくま」では、
この先輩達の意見や感想等を直接的に取り入れて、薬理学
で出題された薬品等については
可能な限り多く、全てを目指すくらいに掲載しておく方針
に決定しました。
余談ですが、この索引の語数が少な過ぎる件というのは、
はるか昔に日本医薬アカデミーという会社が
出版されていた通称、黒本という参考書等が存在していた
時代から指摘されていた弱点です。
切羽詰まった状況で受験勉強に励んでいた元薬学生の方達
にとっては、かなり切実な問題だったのです。
索引はできるだけ詳しくして、記載されている語句の個数
を増やして、調べる時間を短縮できるようにしてほしい
というニーズは受験生にとって、いまだに未解決のまま放
置されている訳です。
ついでに言うと、当サイト「やくがくま」では、薬理学の
次には病態・薬物治療や衛生等の他の科目・分野にも
手を広げていって、薬学生の皆さんを国家試験の受験勉強
の過程で広く熱く支援できるように成長していくこと
を決心しています。将来的なサイトの展開の方向性につい
ては、準備が整い次第、発表をさせて頂きます。
参考書で説明してる内容に図表等をつけて覚え易くしてほしい件
これは、多少は書籍を編集する段階で気をつけるべき点で
はあると感じられました。
沢山の項目を文章で連続してダーっと書いてあるよりも、
確かに、簡潔に図表等で示しておいてくれた方が
読んでいるユーザーさんとしては視覚的に覚え易くて印象
にも残り易いというメリットはあるでしょうね。
ただ、受験生の皆さんとしては語呂合せの言葉(語句)を
自ら作って覚える等の作業を
いつもされていると考えられますが、それと一緒で、ご自
身が分かり易くて覚え易いように
図表等を適宜、作成して受験勉強の過程で活用していく姿
勢も大切になります。
分かり易いかどうか?や、覚え易いかどうか?等も、人そ
れぞれの個人的な感覚によって判断されます。
そして、市販の教材に対して個人の主観レベルで完璧さを
求めても限界が当然あります。従って、
「ここの部分は文章で連綿と書くのではなくて、図表で簡
潔にまとめておいた方が分かり易いし、覚え易いな」
等と感じたら、ご自身でそれを作っておいて教材のページ
に貼り付けておくとか、
そのくらいの能動性は受験生としてあっても良いと考えら
れます。
但し、その勢いで参考書や過去問等の解説ページを全編に
渡ってまとめ始めたりする行為は
厳禁です。何故、それをしてはいけないのか?の理由は下
記 ↓ の記事で語ってあります。
以上の点を忘れないでいて、主体的に作業をしていってほ
しいです。
・・・と、2つ目のリクエストを書いたところまでで長くな
ってしまいました。
残りの3つはどんなご希望だったのか?については下記 ↓
の記事で続けて綴っていくことにします。
調べても索引にのってないのは確かにいつも おこ だったw
この意見は実はすごく多かったのです
当サイトでも参考にして、今後コンテンツの内容を作成していきますね
図表で見やすくまとめてあると、確かに便利で覚えやすいかも
でも、その気になれば自分で作れるけどね
語呂も自分でつくってるし
市販の教材も結局は人が作っているモノで、完璧さを求めるのには限界があります
積極的に補足の書き込みなどをして、ご自身にとって分かり易くて使い易い教材に
カスタマイズしていく姿勢は受験生としてとても大切ですね
あと、あんまり分厚いとモチベがそがれるので、できるだけコンパクトにはしてほしいかな
分厚いのを何冊もいつも持ち歩いてるのって、それだけできついよねそもそも
参考書とか、誤字脱字もけっこう気になるよね
あと、とにかく説明の内容が間違ってるのはホントいらっとくる